漁協の役割１

県から漁業権の免許を受け、
河川や湖沼の水産資源と漁業を管理しています

漁業権の免許を受けた漁協は、水産資源の増殖が義務付けられています。
各漁協では、漁業や遊漁の規則を定めて魚種ごとに漁期や漁具・漁法などを制限するとともに、密漁監視やカワウ被害防止対策、ブラックバスなど外来魚駆除対策により、水産資源を維持管理しています。

漁協の役割２

漁業や遊漁で獲られる川魚の資源を守るため、
稚魚放流など資源増殖に努めています

漁協は毎年、定められた増殖目標にもとづき、アユ・ヤマメ・イワナなどの稚魚を放流するとともに、産卵場の保護や造成、モクズガニ種苗の放流などの取り組みを続けています。
さらに、サケやサクラマスの人工ふ化放流のほか、ウナギが生息しやすい漁礁を設置するなどの取り組みも進めています。

漁協の役割３

漁協が取り組む川魚の増殖や河川環境保全の活動には、
組合員と遊漁者に負担いただいた料金が充てられています

漁協の活動にかかる経費は、組合員からは漁場利用料金（行使料）とて、遊漁者からは遊漁料として負担いただいています。また、河川清掃や水辺の生態系保全、山への植樹、密漁や不法投棄の監視など、河川環境を守る漁協の様々な活動に理解を示す団体から、稚魚放流の応援をいただく場合もあります。
漁協が中心となって地域の豊かな河川環境を守ることで、皆さんに釣りを楽しんでもらっています。